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小石川後楽園
 カメラを新しくゲットしたので、職場近くの小石川後楽園へ試し撮りに行ってきました。黄門様で有名な水戸徳川家上屋敷の庭園です。都内では、桜や紅葉の名所となっています。入園料は、大人300円。以下、公式サイトによる説明文。

 江戸時代初期、寛永6年(1629年)に水戸徳川家の祖である頼房が、江戸の中屋敷(後に上屋敷となる。)の庭として造ったもので、二代藩主の光圀の代に完成した庭園です。光圀は作庭に際し、明の儒学者である朱舜水の意見をとり入れ、中国の教え「(士はまさに)天下の憂いに先だって憂い、天下の楽しみに後れて楽しむ」から「後楽園」と名づけられました。
 庭園は池を中心にした「回遊式泉水庭園」になっており、随所に中国の名所の名前をつけた景観を配し、中国趣味豊かなものになっています。また、本庭園の特徴として各地の景勝を模した湖・山・川・田園などの景観が巧みに表現されています。
 この地は小石川台地の先端にあり、神田上水の分流を引入れ築庭されました。また光圀の儒学思想の下に築園されており、明るく開放的な六義園と好対照をなしています。
 なお、後楽園は昭和27年3月、文化財保護法によって特別史跡及び特別名勝に指定されています。特別史跡と特別名勝の二重指定を受けているのは、都立庭園では浜離宮とここの二つだけです。全国でも京都市の鹿苑寺(金閣寺)、慈照寺(銀閣寺)、醍醐寺三宝院、奈良県の平城京左京三条ニ坊宮跡、広島県の厳島、岩手県の毛越寺庭園、福井県の一乗谷朝倉氏庭園を合わせ9ヶ所だけです。


江戸城外堀址の石材が再利用された外壁

 都会のオアシス、小石川後楽園。楓の新緑が印象的でした。紅葉の時期もいいだろうなぁ。写真の通り、花はカキツバタやスイレンが見頃でした。樹木も然ることながら、園内を飛び交う蝶や小鳥の多いこと。東京のド真ん中とは思えないほど、園内は静けさを保っていました。ただし、樹間に見え隠れしたり、水面に影を落としたりする高層ビルや遊戯施設だけは頂けないな。写真からは極力省きました。どーでもいいけど、若者は殆どいませんでした。。。


八橋とノハナショウブ


内庭の池に浮かぶヒツジグサ


西行堂跡に咲くシラン

 園内の各所にベンチが設けられ、手製のお弁当を持ち込んでゆるりと1日過ごすのもいいかもしれませんね。庭園入口付近の食事処、涵徳亭の食事や、園内で売られている弁当も人気のようです。涵徳亭は集会所としての利用が優先なので、予約が埋まってる際は食事処としての利用はできないようです。年間パスポートを購入すれば、平日の昼休みに散歩がてら食事をしに来られるなぁ。会社から徒歩5分。


ブンゴザサで覆われた小廬山


渡月橋


通天橋


大堰川

 ちなみに、先週末の奥会津~尾瀬の山旅で使用したカメラは、既存のPENTAX Optio W20。というわけで、新しく購入したRICOH G600は、このブログでは今回がデビュー戦ということになります。色彩はなかなか忠実ですね。ダイナミックレンジが狭いような気がするけど、CCDが小さいのでまぁ仕方なし。操作感は良好。現場用ということで、軍手をしたままでも操作できるように大きなボタンが配置させています。冬山でグローブを着用したままでも使いこなせそうです。スポット測光&AFにちょっと違和感があるけど、これは慣れだろう。次回はPLフィルター着用で撮ってみます。色の出方がどう変わるか。


新緑と大泉水


円月橋


九八屋

* 公園へ行こう!
* 公園へ行こう! 小石川後楽園
[ Mt. | 2008.05.24 13:28 | お出かけ | コメント(4) | トラックバック(0) ]
RICOH G600

RICOH G600

 山用のコンパクトデジカメとして、RICOHの工事現場用防水デジカメ、G600を注文してしまいました。これでデジカメ何代目だろ?一時は商売道具にしてたとはいえ、7代目?前モデルのCaplio 500Gwideも気になっていましたが、モデルチェンジで高性能化したことを機に購入を決意。全モデルからの主な改善点は、耐衝撃性の向上、コンパクト化、高画素化、ズームレンズの高倍率化などでしょうか。特筆すべきは、プリズムを用い、ズームレンズをボディに対して平行方向に並べた構造。これによって、ズ-ムレンズがボディから飛び出しません。防水モデルということで、これからの季節は沢登りでの写真撮影に活躍してもらう予定。業務用機のためか、価格はかなり高いです。デジタル一眼エントリーモデルのカメラボディと同じくらい。以下、メーカーによる説明文とスペック抜粋。

 水や埃、衝撃に強いタフなボディに、あらゆる状況でスマートに活用できる抜群の使いやすさを凝縮したG600。また電子納品の際に役立つ、画像加工の検知が可能な新機能を搭載するなど撮影画像の信頼性を高めるための配慮も充分です。もちろん、リコーならではの優れた技術が実現したクリアな画質、ハイレベルな撮影機能も採用し、ハードに使用される現場で力強く活躍します。

ブランド:RICOH、モデル名:G600、定価:103,950円、購入価格:71,800円、有効画素数:約1,000万画素、撮像素子:1/2.3型CCD(総画素数:約1,030万画素) 、焦点距離:5.0~25mm(35mm換算値で28~140mm) 、F値:F3.5(広角)~F5.5(望遠)、撮影可能距離:約1cm~∞ 、レンズ構成:9群11枚+プリズム1個、画像モニター:2.7型透過型アモルファスシリコンTFT液晶約23万画素、記録媒体:SDメモリーカード, SDHCメモリーカード,内蔵メモリー(約52MB)、電源:リチャージャブルバッテリー(DB-60)×1,ACアダプター(AC-4c オプション),単四形アルカリ乾電池×2,単四形ニッケル水素電池×2,単四形オキシライド乾電池×2、外形寸法:116.5mm(W)×68.0mm(H)×32.0mm 最薄部約29.1mm(D),突起部含まず、質量:約260g(本体のみ)、防水防塵機能:JIS/IEC防水保護等級7級,水深約1m水中撮影,JIS/IEC防塵保護等級6級(IP67)、使用温度範囲:-10℃~40℃


質実剛健なボディに大きめのボタンを備える

 いつの間にか、男もデジカメもタフでなければ生きていけないになってしまった。それがこのカメラの購入動機!最新機と比べると、撮影性能については取り立てて優れているスペックではないけど、今オレが使用しているOptio W20と比較すると、秀でている部分がたくさんあります。特に嬉しいのが、広角側、望遠側とも焦点距離の範囲が広がったこと。高画素化によってトリミングの自由度が増したこと。あと、レンズ前面にアダプターなしでフィルターを装着できることも大きい。図体は一回りデカくなってしまいましたが、それと引き換えて得たものは大きいと認識しています。

* Ricoh Japan
* Ricoh Japan 製品情報 / G600
[ Mt. | 2008.05.20 20:45 | ムダ使い・その他 | コメント(2) | トラックバック(0) ]
燧ヶ岳
 東京では不発弾の処理があるということで、山へ避難です。尾瀬の燧ヶ岳(2346m)に登ってきました。燧ヶ岳は東北地方最高であるのと共に以北最高峰です。国内に限った話ですが、燧ヶ岳より北にこれより高い山は存在しません。日本百名山に名を連ね、至仏山と共に、尾瀬の名山として親しまれています。柴安嵓と爼嵓から成る双耳峰であり、遠望されても目立つ山です。今回は福島県側の登山口、御池からのピストンとしました。

御池 → 広沢田代 → 熊沢田代 → 爼嵓 → 柴安嵓 → 爼嵓 → 熊沢田代 → 広沢田代 → 御池


残雪豊かな燧ヶ岳

 前日は、七入キャンプ場にテントを張って泊まった。国道352号沿いには多数のキャンプ場があり、七入キャンプ場は桧枝岐村内でも最も尾瀬に近いキャンプ場。周囲に施設はなく携帯の電波も届かないが、静かで広いキャンプ場だった。トイレ、炊事場あり。電源の使用はできないが、火を使うことが可能。出場時、キャンプ場使用料金を支払おうとしたら、お釣りがないということで、「いいですよ、また来てくれれば」と、何とも商売っ気のないお返事が。建前上、こちらも「これから燧ヶ岳に登るので、そこでお金くずせたら、後で支払いに来ますよ」とはいったものの。。。


針葉樹林が広がる広沢田代


会津駒ヶ岳を振り返る


眼下の尾瀬沼

 七入キャンプ場から登山口である御池までは15分程度。途中、先行者に追いつくこともなく、御池には7:00に到着。駐車場は既にスキーを載せた車で賑わっていた。登山者の殆どがBCを楽しみに来ているようで、5月中旬といってもまだまだ滑走が楽しめそうだ。持ってくるだけでも板をクルマに載せてくればよかったなぁ。がっくし。。。7:15には歩き始める。国道と駐車場はキレイに除雪されているが、トレースは全て雪の上だ。御池の標高は約1500m、歩き出せば針葉樹林と残雪が広がっている。雲が増えてきているが、今日中は晴天が持ちそうだ。御池ルートの地形は面白い。急傾斜と平原が交互に織り成している。これも山スキー向きの要素なのかもしれない。夏には高山植物の宝庫となる広沢田代と熊沢田代を過ぎると、いよいよ森林限界。残雪とハイマツが斑模様を作っている。会津駒ヶ岳を背に、忠実にトレースを辿るが、ハイマツのヤブに行き当たってしまった。引き返し再び登り返すのも面倒なので、藪漕ぎで強行突破する。松脂がベトベトする。ハイマツ帯を抜けると、爼嵓の頂上へ。東北地方最高地点の柴安嵓が聳えている。多くの山スキーヤーは爼嵓山頂か、山頂直下で引き返しているよう。柴安嵓まで行く登山者は多くない。写真にもあるが、柴安嵓の頂上直下は70度程度の雪壁となっているため、ピッケルが必要だ。滑落したら何かに引っかからない限り止まらないだろう。ストックのみで登高を試みる者もいるが、諦めて引き返している。誰もいなくなったタイミングで爼嵓から柴安嵓へ向かう。鞍部へと1度下ってから先ほどの雪壁の登高となる。ステップは確りと切られているが、雪の状態が不安定だ。ピッケルを雪面に奥深く突き刺しながら、キックステップで確実に登る。燧ヶ岳の頂上には自分ひとり。残念ながら雲が増えてきているが、眼下の尾瀬ヶ原や尾瀬沼、越後三山や平ヶ岳の景観を楽しむ。山頂独占を満喫した後は、早々に先程の雪壁を下る。ここですれ違いが発生すると、時間が掛かるからだ。雪壁を巻いているトレースもあるが、雪壁をダイレクトに下ることにする。最短距離をバックステップで確実に下った方が、安全かつ迅速だ。迷ったが、念を入れてアイゼンを着用することにした。難なく下るが、爼嵓山頂にいるギャラリーから見られていると思うと少し気恥ずかしい。安全を確保すると、シリセードで一気に下る。バックステップ+シリセードの見事なコンビネーション。爼嵓に戻って、地元の方らしい男性と会話する。


至仏山と尾瀬ヶ原


最高地点の柴安嵓


雪原が広がる熊沢田代


タムシバと新緑


モーカケの滝


橅坂の清水

 取り敢えず写真だけ。

* 尾瀬桧枝岐温泉観光案内所
* 尾瀬桧枝岐温泉観光案内所 尾瀬ガイド
[ Mt. | 2008.05.18 15:00 | 山・登山 | コメント(2) | トラックバック(0) ]
燧の湯より

 燧の湯よりケータイで投稿します。
 今日は燧ヶ岳に登ってきました。昨日は会津駒ヶ岳より下山したから駒の湯、今日は燧ヶ岳より下山したから燧の湯に寄ったというわけです。この時期の燧は、まだまだ山スキーいけますね。登山者のほとんどが山スキーヤーでした。
 写真は東北地方最高点の柴安嵓にて撮影。山頂は独占貸し切りでした。
[ Mt. | 2008.05.18 14:52 | 速報 | コメント(0) | トラックバック(0) ]
 ミニ尾瀬公園を散策した後は、桧枝岐村名物の裁ちそばを食べに行きました。村内でそばを食べられるお店は幾つもあるが、今回入ったのは旅館が併設する本家六代目まる家。国道352号沿いの高台にあります。


そば定食

 昼飯時を過ぎているからか、店内の客はオレひとり。裁ちそばとはっとうが対になった、そば定食(1260円)を注文しました。裁ちそばとは、その地方の名物で、つなぎを一切使わず、そば粉と熱湯のみから打ったそば。のばしたものを幾重にも重ね、包丁で裁断することから、裁ちそばの名がついた。つなぎと使わないという性質上、温かいつゆには合わないそうだ。付け合わせの山菜を薬味に食してみると、蕎麦の香りが強く、コシがあり、うまい。続いて、はっとう。はっとうは蕎麦から作った餅。恵胡麻と合わせて食べる。村民が役人にはっとうを馳走したところ、あまりの美味しさに、祝い事がある時以外に食すことを禁じられたことから、この名がついた。法度。信濃や会津の山村など、雪深く稲作が充分に行えない地域では、米の食文化の代わりに、そばの食文化が発展していることが多い。やっぱり当地のうまいものを食べるのっていいね♪

裁ちそば 本家六代目まる家
福島県 南会津郡 檜枝岐村 居平 638
0241-75-2025
10:00~18:00
11月下旬~4月下旬休業

* 檜枝岐温泉 そばの宿 丸屋新館
* 裁ちそば 本家六代目 まる家
[ Mt. | 2008.05.17 16:00 | グルメ | コメント(2) | トラックバック(0) ]
ミニ尾瀬公園
 貸し切り状態だった駒の湯から上がった後は、ミニ尾瀬公園へ。「何、ミニ尾瀬?パチモンの尾瀬なんて行ってないで、モノホンの尾瀬に行けやー。」とか勝手に思ってましたけど、行ってみたら意外とよかった。以下、公式HPでの紹介文。

 尾瀬の季節を一足早く、手軽に体験出来る公園として平成11年にオープンしたミニ尾瀬公園。現在水芭蕉やニッコウキスゲ、コマクサなど尾瀬や近隣の山々に咲く草花を中心に、100種100万株が植栽されています。
園内には、日本山岳会の創設者の1人で、尾瀬を始めて世に紹介した武田久吉博士の書物や遺品を展示した「武田久吉メモリアルホール」、日本が世界に誇る山岳写真家白籏史朗氏の尾瀬檜枝岐の作品を展示した「白籏史朗尾瀬写真美術館」、名曲「夏の思い出」を作詞された江間章子氏自筆の「夏の思い出詩碑」、作曲された中田喜直氏の「夏の思い出譜碑」が園内に設けられています。


水芭蕉の群落

 先ずは、山岳写真の第一人者、白籏史朗氏の写真が展示される尾瀬写真美術館へ。2階建ての新しい建物であるが、1階には高山植物の写真が展示され、2階には尾瀬の風景写真が展示されていた。尾瀬には様々な被写体があるが、それらを自身の表現技法へ巧みに取り入れているのは流石だと思った。


尾瀬写真美術館

 写真美術館を出たら、園内を散策。園内には、尾瀬を模した木道が整備されている。バリアフリーに対応しているので、乳母車や車椅子でも園内を散策できるようになっている。湿原や花壇には、水芭蕉やニッコウキスゲ、コマクサ、ワタスゲなどの高山植物が植栽されていて、四季折々の表情を見せる。標高や気候が異なるため、本場の尾瀬と比べると花期は早まり、一足先に尾瀬の花を堪能することができるというわけだ。今はちょうど水芭蕉が見頃。先ほどの美術館では白籏史朗氏の写真の影響を少なからず受けてしまったので、木道に屈み込んで花の写真をたくさん撮ってきた。あー、望遠マクロが欲しい!


バリアフリーが進められた遊歩道


下田代


水芭蕉の花が 咲いている 夢見て咲いている 水のほとり

 最後は、1階がカフェになっている、武田久吉メモリアルホールへ。武田久吉は、小島烏水らと共に日本山岳会設立に携わり、また尾瀬の自然を愛した植物学者。展示室となっている2階には武田久吉が植物の研究に使用した道具や、近代アルピニズムの黎明期に使用された登山用具が展示されていた。1階には、尾瀬に関する書籍が閲覧できるスペースがあり、何時間ここにいても飽きることはなさそう。


燧ヶ岳と檜枝岐川


ロックガーデンと武田久吉メモリアルホール

 春風と春陽、新緑の香りがとても心地よく、時間があればもう少し園内をブラブラしていたかったが、次の目的があるのでこのへんで切り上げる。尚、同施設はモンベルの提携施設となっていて、入園時にメンバーズカードを提示すれば入園料が安くなります(大人500円→400円)。檜枝岐村は、モンベルのフレンドヴィレッジになっていて、他にもメンバーズカード提示で特典を受けられる施設がたくさんあります。ただ、2日間桧枝岐村に滞在するなら、「桧枝岐村2DAYパスポート」がおトク。村内施設、日帰り温泉、レンタサイクル、テニスコートが2日間利用し放題。村内施設宿泊者なら1200円、キャンプ場宿泊者なら1400円。

* 尾瀬桧枝岐温泉観光案内所
* 尾瀬桧枝岐温泉観光案内所 ミニ尾瀬公園
[ Mt. | 2008.05.17 15:30 | お出かけ | コメント(0) | トラックバック(0) ]
会津駒ヶ岳
 新緑と残雪を求めて、南会津最高峰の会津駒ヶ岳(2133m)に登ってきました。2007年に新設された29番目の国立公園である尾瀬国立公園に含まれます。会津駒ヶ岳はたおやかな山稜から成り、麓からはどの角度からも頂を望めない山です。豪雪の地に広くなだらかな尾根を従えている山なので、山スキーの対象としても有名。そういえば、日本百名山の1座でもありましたね。ルートは最短である滝沢登山口から。

滝沢登山口 → 駒ノ小屋 → 会津駒ヶ岳 → 駒ノ小屋 → 滝沢登山口


たおやかなる峰、会津駒ヶ岳

 深夜1:00に起床、3:30に自宅を出発。今回のベースとなる桧枝岐村までは自宅から約260kmの道程。距離的には北アルプスの信州側登山口と同程度だ。首都高、東北道を経て、鹿沼からは下道を走る。日光杉並木で有名な国道121号を走り、会津へ。鬼怒川温泉を過ぎると、新緑が眩しく、心地よいワインディングが続く道となる。前走車もなく、こういう道のアプローチなら大歓迎。登山のアプローチに便利な車もいいけど、登山のアプローチそのものを楽しめる車って、やっぱり捨てがたい。芝草山や家向山の登山口を車から見送り、今年の1月と3月にも会津へ訪れたことを思い出す。新緑と春風に導かれ、桧枝岐に到着したのが7:00頃。今回の登山口に行くには、国道352号から右手に折れる。「会津駒ヶ岳登山口」と大きく表示された標識が立っているので、わかりやすい。滝沢登山口へと続く林道は完全に舗装されている。林道の左右あちこちに駐車スペースが敷設されているところを見ると、雪解けを迎えたシーズンは登山者で賑わうのであろう。


新緑のシャワーを浴びて


人みな花に酔う時も 残雪恋し 山に入り

 身支度を整え、7:30には歩き出す。春らしい穏やかな日和であるが、雲が多い。登山道へと取り付きには木製の階段がある。ブナとナラが春陽を浴びて輝いている。会津の落葉広葉樹は美しい。ところどころにムシカリやタムシバの白い花が目立つ。ジグザグの急登を追え、標高1500mを過ぎると残雪が多くなる。次第に辺りの樹木がツガなどの常緑針葉樹に姿を変えていく。枝が多く落ちてはいるが、ここまで登ると残雪は豊富で、スキーの使用も可能だ。森林限界を向かえ、視界が開ける。右手には大戸沢岳から駒ヶ岳へと雪稜が続いている。この時季の会津駒ヶ岳は、新緑を輝かせている広葉樹、これから芽吹きを迎える広葉樹、常緑針葉樹、森林限界と段階的に樹木の生態が移っており、植生の分布が非常にわかりやすい。さて、森林限界を超えると、スキーに最適な雪面が広がっている。正面の緩やかな斜面を登り終えると、駒ノ小屋だ。ここで、キリンテ、御池方面から来るトレイルと道を合わせる。最後の登りを終えると、駒ヶ岳の頂である。駒ヶ岳からは東へ大戸沢岳、北へは中門岳へと尾根が続く。今回は中門岳まで足を伸ばそうと画策していたが、雲が多く展望も期待できないので、駒ヶ岳登頂にて引き返し下山することとした。大池の周りに花が咲く頃にまた訪れよう。眩いばかりの新緑にシャッターを切りながら、順調に下り、あっという間に滝沢登山口へと戻った。下山後、天候は回復方向へ。もう少し登山開始時刻を遅らせるか、山頂で時間を潰して粘ればよかったかも。この後は、桧枝岐温泉の立ち寄り湯、駒の湯へ。後から気付いたのだが、滝沢登山口付近には竜ノ門の滝という立派な瀑布があったよう。新緑と相まって綺麗だったろう。立ち寄ればよかった。


頂上へと至る、雪上のプロムナード


会津駒ヶ岳山頂


霞む燧ヶ岳





 取り急ぎ写真アップだけしましたー。後で整理しますね。
[ Mt. | 2008.05.17 14:00 | 山・登山 | コメント(8) | トラックバック(0) ]
駒の湯より

 檜枝岐の日帰り温泉、駒の湯からケータイで投稿です。
 残雪と新緑を求めて、(あと山スキールートの下見も兼ねて)会津駒ヶ岳に登ってきました。お手軽な日帰りルートです。雪山装備は持ってきましたが、日帰りなんで楽チン、楽チン。それにしても、ブナ!ブナ!ナラ!ナラ!新緑ドカーン!でした。
 写真は、駒の湯の露天風呂。すいません、独占貸し切りだったので、温泉にケータイ持ち込んじゃいました。
[ Mt. | 2008.05.17 13:54 | 速報 | コメント(0) | トラックバック(0) ]
夢の島公園
 氷雨が降り続く中、東京都江東区の夢の島公園に行ってきました。第五福竜丸展示館と夢の島熱帯植物館を見学。小学生の頃にも社会科見学で来た記憶があります。取り敢えず、第五福竜丸の写真を先行してアップ。狭い展示館内で船体を写すには、広角レンズが必要でした。コンデジじゃパーツ毎にしか写せませんー。


第五福竜丸・その1


第五福竜丸・その2


第五福竜丸・その3


第五福竜丸・その4


全国の小中学生から寄贈された千羽鶴

* 都立 夢の島公園
* 都立 第五福竜丸展示館
[ Mt. | 2008.05.10 18:01 | お出かけ | コメント(10) | トラックバック(0) ]

後立山連峰と鯉幟

 5/3~4、スキールートの視察を兼ねて、後立山連峰北端の白馬連峰をプチ縦走してきました。テント1泊の単独。「はくば」と読んではいけません!山名の由来は「代掻き馬」の雪形なので、「しろうま」と読むのが正解です。今回踏んだ主なピークは、白馬岳(2932m)、小蓮華山(2769m)、白馬乗鞍岳(2437m)。白馬大雪渓および白馬乗鞍岳~栂池自然園は、山スキールートの定番となっているが、白馬岳~小蓮華山はスキーが使いにくいとの情報もあり。今回はツボ足で歩いてみて、この時期の雪の様子を確認することにしました。ルートは以下の通り。

猿倉 → 白馬尻 → 大雪渓 → 葱平 → 白馬山荘 → 白馬岳 → 馬の背 → 三国境 → 小蓮華山 → 雷鳥坂 → 白馬大池(泊) → 白馬乗鞍岳 → 天狗原 → 栂池自然園

 5/2、23:54臨時夜行列車のムーンライト信州で新宿を出発、同列車の終点である白馬へ向かう。ムーンライト信州は全席指定列車であるので、乗車には乗車券のほかに座席指定券が必要。快速列車なので、特急券は必要なし。新宿~白馬で、乗車料金が5250円、座席指定料金が510円。前日からの疲れの影響か、着席するや否や眠りに陥った。

 5/3、目覚めると既に夜が明けている。常念山脈に後立山連峰、北アルプスの峰々が朝の光に輝いている。5:36、ムーンライト信州の終着駅である白馬に到着。5:45発の猿倉行きの松電バスに乗り換える。6:12、今回山行の登山口である猿倉に到着。GWもいよいよ本番、猿倉の駐車場はマイカーで溢れている。予想通り、山スキーヤーが多い。村営猿倉荘で身支度を整え登山計画書を提出、6:30過ぎには林道を歩き始める。蛇行する林道をショートカットし標高を稼ごうと、トレースを外れ雪の急傾斜を登ったが、これが失敗だった。いつの間にか杓子尾根に取り付いてしまったよう。杓子尾根ルートも魅力的だが、今回の目当ては大雪渓のため、白馬尻方向へ軌道修正を図る。杓子尾根を下り、双子尾根を乗り越えて、ここまで1時間強のタイムロス。日光が照りつけ、額から汗が滴る中、大雪渓の取り付きである白馬尻へ着。無雪期の白馬尻には山小屋が営業しているが、雪崩多発地点のため積雪期は小屋が解体されている。右手に白馬主稜、左手には双子尾根、背後には頸城の山々を望みながら、標高を稼いでいく。白馬大雪渓といえば、雪崩や土砂崩落の恐れがあるが、この時期に雪渓中央部を行く限りでは、危険度は高くないよう。ただし、急峻な尾根筋では目の前で常に小規模な雪崩が起こっている状態なので、シールで斜登高する際には、雪渓の両端にあまり近付き過ぎないようにしたい。大雪渓を詰めると、杓子岳と鑓ヶ岳の展望が待っていた。紺碧の空がガスに見え隠れしている。稜線を右手に折れ、ここからは主峰の白馬岳を目指す。頂上直下の白馬山荘で小休止した後、14:15頃、白馬岳に登頂。小広い山頂に立っていた人は10名程度。


大雪渓を往く


大雪渓上部から見る杓子岳


ガス湧く葱平


杓子岳と鑓ヶ岳


白馬岳山頂

 白馬岳登頂後、さらに北上。馬の背の急斜面を下る。この部分のみ念のためアイゼンを着用したが、照りつける日光で雪が緩んでいたためキックステップで充分だった。栂海新道との分岐となる三国境を経て、当方の小蓮華山へ。小蓮華山は長野と新潟の県境に位置する山であるが、新潟県の最高峰である。山頂には祠と鉄剣が祀られ、白馬連峰でも宗教色の強い山であるが、近年の土砂崩落により山頂付近に立ち入ることはできない。午後になって徐々に風が強まっている。多少強行軍であるが、今日の行程は白馬大池まで。白馬大池周辺のハイマツ帯にテントを張れば強風を避けられるからだ。そして、翌日は混雑する時間帯を避けて帰京できる。小蓮華山を越えてからも、小ピークのアップダウンが続く。雷鳥坂では、繁殖期の雷鳥のカップルに出会い、仲睦まじい姿を見せ付けられる。17:30頃、白馬大池に着。山荘や湖面は雪に覆われ、夏には人の賑わう光景も、今は静寂に包まれている。風はさらに強まり、気温も低下してきているので、整地とテント設営を手短に済ます。今日の夕食は、サイコロステーキ。食事を済ませた後は、早々にシュラフに潜り込んだ。


清水岳、背後には日本海


小蓮華山、背後には頸城の山々


雪倉岳から北へ延びる栂海新道


白馬三山


雷鳥坂、恋の季節


雪倉岳への落陽

 5/4、快晴だが強風。頸城の山々の上に太陽が立ち上る。5:30起床、行動食と珈琲で簡単に朝食を済ませる。早々にテントを撤収し、6:30頃には下界に向けて歩き始める。安山岩が山積する白馬乗鞍岳の東側には、滑走に適した広大なバーンが存在している。その直下には天狗原の雪原が広がり、いくつものシュプールが刻まれている。シリセードも快調。ここはバックカントリー愛好家にとっては、天国だろう。天狗原にベースキャンプを構え、来る日も来る日もスケールの大きいオフピステに挑むといった過ごし方も悪くないかもしれない。昨年登った鹿島槍ヶ岳、五竜岳、唐松岳、今回登った白馬三山に惜別の思いを感じながら、栂池へと下る。


白馬大池への来光


ケルンが目立つ乗鞍岳山頂

 栂池パノラマウェイの発車時刻を早めてもらい、8:20に発車。ロープウェイとゴンドラとを乗り継ぎ、スキーヤーと観光客で賑わう栂池スキー場へ到着。ロープウェイ&ゴンドラの片道利用料金は1720円。9:33、白馬行きの松電バスに乗車するも、周辺道路の渋滞の影響で、10:00白馬発の大糸線には乗り継げず、次の列車までの約2時間半を潰すことになる。そこで、昨年も立ち寄った、白馬駅から徒歩10分程度の場所にある日帰り温泉、みみずくの湯で汗を流してくることにした。12:26発の大糸線に乗車、松本で中央線普通列車に乗り換え、更に小淵沢でホリデー快速ビューやまなしに乗り換える。ビューやまなしは、指定日運行の臨時列車。乗車時間を短縮できる上に、全車両2階建てのボックスシート。乗車料金のみで利用できるので、お得感がある。乗り継ぎの待ち時間含め、白馬から7時間半かけて家路に就いた。

* 白馬村振興公社
* 白馬館グループ
* 白馬観光開発
* 栂池高原観光協会
[ Mt. | 2008.05.04 15:04 | 山・登山 | コメント(4) | トラックバック(0) ]
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