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槍ヶ岳&穂高岳

奥穂高モルゲンロート

 4/26~29、単独テント3泊で槍穂を歩いてきました。しかし、ピークに立てたのは、奥穂高岳(3190m)と涸沢岳(3110m)のみ。標高でいうと、国内第3位と第8位のピークなり。上高地開山に伴って、槍沢および涸沢からピークを目指しました。どちらのルートも雪崩多発のため、積雪が安定するこの時季以降のみ利用できるルートです。

上高地バスターミナル → 明神 → 徳沢 → 横尾 → 槍沢ロッジ → ババ平 → 大曲(泊) → ババ平 → 槍沢ロッジ → 横尾 → 涸沢(泊) → ザイテングラート → 白出のコル → 奥穂高岳 → 白出のコル → 涸沢岳 → 白出のコル → 小豆沢 → 涸沢(泊) → 横尾 → 徳沢 → 明神 → 上高地バスターミナル → 大正池 → 上高地温泉ホテル → 上高地バスターミナル

 4/25、23:54新宿発の夜行臨時列車ムーンライト信州に乗車。翌日の天候を案じながら、眠りに就く。松本までの列車運賃は、乗車料金が3890円、座席指定料金が510円。

 4/26、松本には4:32着。ムーンライト信州の運行に併せて発着する、4:45新島々直行の松本電鉄臨時列車に乗り換える。松本電鉄からの車窓から見上げる空に限っては、天候が崩れる予兆は感じない。沿線の桜はちょうど見頃を迎えている。5:08、終点の新島々駅に到着。5:20、上高地行きの松電バスが発車。松本から上高地への運賃は、往復4400円。梓川の清流に沿って、バスに揺られながら上高地へと向かう。稲核ダムを過ぎる頃から天候が怪しい。青空は厚い雲に遮られ、雨粒がバスの車窓を濡らしている。うつらうつらとしていると、バスは新釜トンネルを潜り、左手には大正池が見えてきた。定刻通り、6:25上高地バスターミナルに到着。身支度を整えて遊歩道を歩き出す。雨は上がっている。翌日に開山祭を控える早朝の上高地は、人も疎らで、爽やかな涼風が心地よい。所々雪を踏みしめながら小1時間も歩くと、明神に到着。更に雪の残る平坦な道をもう1時間程進むと、氷壁の舞台である徳沢に到着。雲の動きが目まぐるしい。青空が見え日が射したかと思うと、雪がちらつき雨に変わり、たまには雹が降ってくる。先の天候は読めないが、唯一わかるのは大気が不安定だってこと。途中からは、雪の残る遊歩道ではなく、治山工事用道路を歩く。上高地から歩き始めて2時間半、涸沢と槍沢の分岐点である横尾に到着。周囲にいる登山者の大半は涸沢に向かうようで、これから槍沢に向かうのはオレと2人組の1パーティーのみのようだ。横尾を過ぎると積雪量が増す。雨が止まぬ中、一ノ俣と二ノ俣の橋を渡り、槍沢ロッジへ到着。槍沢ロッジでは、土間に迎え入れ暖を取らせてくれた。先行する2人組のパーティーとここで落ち合い、今日の予定について言葉を交わした。2人は槍沢を詰め、水沢乗越から東鎌尾根を越え、天上沢方面に下るとのこと。大曲までは行程を共にすることとなる。槍沢ロッジを出発、槍ヶ岳に向けて少しでも歩を進める。雨は強弱の変化を繰り返しながら、相変わらず振り続けている。槍沢では左右にデブリが山積し、ここが雪崩の巣であることを物語っている。状況次第では撤退することも選択肢に用意しなくてはならない。ババ平を過ぎる頃から雪深くなり、前日からのトレースは消失。この時季としては異例といえる程、雪が締まっておらず、時には腰まで浸かるラッセルを強いられる。先行く2人はワカンを用意している。2人とは大曲で別れる。2人はワカンを装着し、東鎌尾根に取り付いて行った。天候も悪いので、オレはここで幕営し、天候回復を祈念しながら、明日に備えることとする。辺りはデブリが散乱し、いかにも雪崩の危険性を示しているので、槍ヶ岳に向かって右手の大地に上がり、斜面をスコップでL字型に切って、そこにテントを設営する。悪天候時、1人での整地およびテント設営は苦労する。テント設営後は、行動食で簡単に食事を済まし、雨で湿ったシュラフに潜り込んだ。テントの外では雷鳴が轟いている。周囲には誰もいない。


槍沢を往く先導者

 4/27、既に雨は雪へと変わっている。夜のうちも、強風と降雪の影響で深い眠りにつけなかった。テントの上に積もる雪を除くために起床と就寝を繰り返していたからだ。朝までに4~50cmの降雪があった模様。前日、テントの外に出しておいたアイゼンも、完全に雪に埋もれていた。前日に自分がつけたトレースも完全に消失している。夜は明けたがこの時点で天候回復の兆しはなし。撤収時には、強風でテントが飛ばされかける。槍沢にこれだけの新雪が積もり、最も恐るべき雪崩の危険性が明らかに高まったことにより、悔しいが撤退の意思を決める。装備の大半が水に濡れ、体調も優れず、好条件はひとつもないので、仕方がない。さて、これからどうするか。横尾に就いた時点で今後の行動を決めることにした。横尾に向かって、折角稼いだ標高を下げていく。途中、これから槍ヶ岳へ向かう登山者と何回かすれ違ったので、積雪の状況と雪崩の可能性をアドバイスした。槍沢ロッジを過ぎ、屏風岩を見上げる頃には、青空が姿を見せていた。横尾に到着する頃には、高度を上げた太陽が穂高の峰々を照り付けていた。上高地を散策し帰京することも検討したが、白銀に輝く峰々を目にしてしまうと、このまま帰るわけにはいかない。時間と食糧は用意している。横尾大橋の傍らでサイコロステーキを調理、空腹を満たした後、涸沢へと足を運ぶことにした。屏風岩の大岩壁がそそり立っているが、取り付いているクライマーはいないようだ。横尾谷との分岐を過ぎると涸沢は近い。14:00前に涸沢に到着。色とりどりのテントと鯉幟が白一色の世界に彩を添えている。天候はすっかり回復しているので、涸沢で2晩過ごすことにしよう。翌日に奥穂をピストンし、翌々日に上高地を散策し帰京することにする。2泊3日のベースキャンプとなるので、快適に幕営できるように確りと整地を行った。暮れ泥む穂高の峰々の写真撮影に興じた後は、カレーライスを自炊し、シュラフに潜った。


見よ!この整地技術


空を翔る

 4/28、5:00起床。穂高の主稜線は雲に隠れ、風が強い。フリーズドライの味噌煮込みうどんで朝食を済ませ、出発に向けて身支度を整える。GWの間、涸沢に常駐している長野県警山岳遭難救助退院が、強風のため登山者に注意を喚起している。白出のコルで様子を見、風が荒んでいれば登頂は諦めるように、と。アイゼンのストラップと共に気を引き締め、雪崩のリスクが少ないザイテングラードを登る。所々積雪が風でクラストしている。稜線に近付くと、強風は猛威をまし雪煙を巻き上げる。白出のコルを目指す登山者は多いが、強風のため奥穂登頂に挑む登山者は数える程しかいない。あまり自身のないものは涸沢岳に方向転換しているようだ。さて、ここからが今回山行の本番。安全、そして確実に奥穂ピストンを済ませよう。ステップを蹴り込みながら、雪壁を登る。2段の梯子を登り切った部分のみ雪が柔らかくピッケル&アイゼンが効き難いが、あとは順調。耐風姿勢をとりながら、雪壁の登りとトラバースをこなし、奥穂の頂へ。雪煙舞う中、ジャンダルムが雄姿を見せてくれた。山頂にいるのは4名のみ。盛夏の人だかりが嘘のようだ。奥穂へ登ってくる登山者が増える前に下山に取り掛かる。雪壁でバックステップでのすれ違いは神経を使う。白出のコルに下る頃には、風は幾分収まってきたようだ。主稜線にかかっていた雲もどこかへ立ち消え、徐々に登山に適した天候になりつつある。奥穂に挑戦する登山者も増えてきた。白出のコルからは涸沢岳をピストンする。涸沢岳は眺望もよく、穂高の主稜線の中では比較的容易に立てるピークなので、おすすめの一峰だ。山頂の標識にはエビのシッポがビッシリ。雪の槍穂は満喫した。さて、下りに掛かろう。白出のコルから小豆沢をシリセードで下る。スピードが出過ぎてしまうと、滑落停止の姿勢をとらなければ止まらない。標高差500m以上をシリセードで一気に下り、あっという間に涸沢のベースキャンプへ帰着した。パスタを茹で、ベーコンを炒めてペペロンチーノを作った。時刻は13:00。まだ陽も高いので、シュラフ等の濡れている装備を干すことにした。昼寝をしたり、写真を撮ったりしながら夕暮れを迎える。今日の夕食は、ベーコンのソテーとピラフ、コンソメスープだ。


涸沢テント村


返り見すれば遠ざかる まぶたに残るジャンダルム


烈風の中、奥穂の頂へ


涸沢岳のピークを踏む


涸沢に日が沈む


夕照の前穂北尾根

 4/29、目覚めると奥穂高岳がモルゲンロートに燃えている。今日は下山日。北穂をピストンしてから上高地へ下山することも考えたが、早めに上高地へ下り、周辺の散策を楽しむことにした。ベースキャンプ撤収を済ませ、涸沢から横尾に向けて下り始めたのが6:30頃。アイゼンは着けない。見上げれば、コバルトブルーの空が頭上に広がり、このまま下山してしまうのは惜しい限りだ。順調に下り、横尾には8:00頃着。徳沢、明神を経て平坦な道を辿り、上高地へは10:30頃に着く。14:00発新島々行き松電バスの乗車整理券を受け取り、荷物をデポ、大正池を散策することにする。大正池まではバスで移動、


涸沢さらば また来る日まで 横尾へ続く雪の道


焼岳と大正池


* 上高地公式Website
[ Mt. | 2008.04.29 23:36 | 山・登山 | コメント(6) | トラックバック(0) ]

 GW前半戦ということで、槍穂をウロウロしてきました。単独でテント3泊。これから上高地を散策し、温泉で汗を流して帰京します。
 写真は前穂北尾根。前穂北尾根ダイスキ。
[ Mt. | 2008.04.29 11:01 | 速報 | コメント(0) | トラックバック(0) ]
登山の法律学

登山の法律学

 コンバンワ!法学部出身のMt.です。初版された昨夏からカナリ気になっていた本でしたが、先日の講習会にて元上級登攀ガイドの渋谷氏に薦められたので購入してみました。本著は、月刊山岳雑誌の岳人で連載されていた記事を単行本として纏めたものです。著者は弁護士で登山家の溝手康史。以下、出版社からの内容紹介。

 かつて「山の事故で仲間の責任を問うのは、登山をする者の信義の反する」という考え方が一般的でした。しかし近年、中高年を中心にした登山初心者が増え、ツアー登山、ガイド登山、有料講習会など金銭をとる商業的登山が盛んになってきました。
 当然のこと、遭難事故が起きれば、法的責任が問題になりやすい時代に入りました。もし落石で人にけがをさせてしまったら?登山用具の欠陥で死亡事故に至ったら?ガイドブックの記載ミスが道迷い事故の原因だったら? 
 本書は、登山をめぐって起こりうるさまざまな事例をもとに、いったいどのようなケースで法的責任が生じるのかを詳しく、やさしく解説。
 登山家である弁護士が山岳事故における法的責任を論じた、初めてといって過言でない山の法律書です。画期的な一書がここに生まれたのです。

 上の紹介であるように、本著のメインテーマは、山岳事故における法的責任の所在についてです。責任の所在に関する法的な解釈を具体的な事例を用いて解説しています。事例も多岐に渡り、カナリ読み応えがありそう。基本的な考え方として、登山者は登山という行為に対して、「危険の引き受け法理」というコンセンサスを持っていると解釈されています。わかりやすくいうなら、登山者が登山という行為を行った時点で、登山という行為の危険性を認識した上で、主体的にその行為を選択したと見なされるということです。山岳遭難事故が発生した際に、リーダーの過失責任が問われることが多々あります。しかし、「危険の引き受け法理」の解釈に従えば、原則的には山岳事故に対するリーダーシップの民事上の過失責任を問われることはないということになります。リーダーが職業ガイドである等の特別な場合を除き、あくまでもリーダーは同意の上に形成された集団における同輩中の首席でしかないということです。もちろん、山岳事故が発生した場合、道義上の責任はいついかなるときでも存在すると思いますが。また、法廷の判決で法的な責任性を追及されることと、事故が訴訟問題に発展することとは全くの別問題です。判決はどうあれ訴訟で法的責任を問われるようなことになれば、時間的にも労力的にも経済的にも莫大な負担を強いられることになります。積極的に山行のリーダーを務めようとする者は、メンバーとメンバーの家族との間に信頼関係を築くことはもちろん、訴訟保険に加入しておくことが必要な時代になってしまったのかもしれませんね。

* 東京新聞社
* 岳人 山のサイト
* 楽天ブックス
* Amazon.co.jp 「登山の法律学」
[ Mt. | 2008.04.24 19:20 | 読書 | コメント(0) | トラックバック(0) ]

ヤマケイ山学選書 元気の出る山の食事

 ヤマケイ山学選書、装いを新たにしたヤマケイの新書シリーズ。そろそろGWの献立も考えなくちゃなぁ、というわけで、ヒントを得るべく買ってみました。ここらへんは誰かさんの得意分野だよね。内容紹介は「早くできてうまいメニュー73品公開」だってさ。

 様々な山行形態、季節に対応できるように、幅広く山のレシピが紹介されています。とはいうものの、純粋なレシピ集というよりは、山での料理に関するアイデア集といった方が適切かもしれません。特に、スノースコップを鉄板として利用した焼肉なんてのは思い付いたことがなかった。夏の単独縦走なんかの際には、食材の軽量性、防腐性、調理の簡易性を考慮せねばならず、それらだけで献立を決めてしまいがち。だけど、アイデアと仕込みに一工夫を加えるだけで、一味違った食事が楽しめるんだよね。前回の山行時はハンバーグに挑戦しましたが、これからも色々試してみてレパートリーを増やしてみよう。あー、お腹すいた。

* 山と溪谷社
* 楽天ブックス
* Amazon.co.jp 「ヤマケイ山学選書 元気の出る山の食事」
[ Mt. | 2008.04.20 23:28 | 読書 | コメント(16) | トラックバック(0) ]
確保法 講習会
 JWAF主催の講習会に出てきました。テーマは「確保法」、ビレイのことです。幸い、講習会の会場となったJWAFの本部事務所は、職場から徒歩でいける距離にあるので、職場をコッソリ抜け出して参加してきました。講師は、元上級登攀ガイドの渋谷正利氏、岩登りの大師匠。PUMP2でお世話になり、色々と気に掛けて頂いております。個人HPを開設されているので、以下にリンクを貼っておきますね。

 講義の主な内容は、確保器とロープの知識、ルートに適したロープの選び方、確保器による確保法の違い、ルートによる確保法の違い、人工壁と自然壁の違い、ショートルートとアルパインルートの違い、国内の岩場と海外の岩場の違い、クライマーとビレイヤーのパートナーシップ、事故の事例研究、事故の際の責任の所在、等々。これらはクライミングをするにあたっての最も基礎的な知識ですが、同時に最も疎かにしてはいけない条件ということを改めて認識しました。よきビレイなくしては、よきクライミングはなし。クライマーの優劣は、いかに難しいルートを登攀するかではなく、いかに安全に登攀するかによって決定するのかもしれません。5.13クライマーでも、墜落死したら優れたクライマーとはいえませんよね、きっと。

 日曜日に人工壁で実技講習の予定がありましたが、生憎オレは資格試験受験のため参加できません。また機を見て参加しますね。

* 旅とRock Climbing
* JWAF
[ Mt. | 2008.04.17 23:15 | 山・イベント | コメント(2) | トラックバック(0) ]
小出俣山

林道から見上げる小出俣山

 4/12~13、テント1泊で谷川連峰前衛の小出俣山(1749m)に登ってきました。「おいずまたさん」と読みます。登山道はなく、無雪期の登山には薮漕ぎを強いられる山です。山頂は全方位の眺望を誇り、特に谷川岳南面の俎嵓(まないたぐら)山稜を望む展望台ともなっています。古くから湯治場として知られる川古温泉を起点に、南稜のオゼノ尾根をピストン。

川古温泉 → 小出俣林道 → 千曲平 → 標高1250m地点(泊) → 小出俣山 → 標高1250m地点 → 千曲平 → 小出俣林道 → 川古温泉


今晩のおかずになりました♪


赤谷湖を振り返る


阿能川岳へ至る山稜


ブナのダンス


ガス煙るブナ林


山頂はホワイトアウト
[ Mt. | 2008.04.13 13:05 | 山・登山 | コメント(6) | トラックバック(0) ]
甲州ほうとう 小作

かぼちゃほうとう

 ハイ、今回も寄ってきました。ほうとうの小作。八ヶ岳、南アルプス、奥秩父、富士五湖周辺の峰々等、山梨県内の山に登った帰りには、8割方は小作でお腹を満たしてます。小作は甲信地域を中心に10店舗を展開していますが、そのうち行ったことがある店舗は、甲府駅前店、双葉バイパス店、河口湖店、山中湖店、清里高原店。

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ごちそうさま!

 今回は、マイカーでの帰途に寄りやすい双葉バイパス店で、最もオーソドックスなかぼちゃほうとう(1100円)を食べました。店舗によって、味のバラつきがあるような気がしますが、どうでしょうね。いずれにしても、根菜がガッツリ食べられるし、ボリュームも満点なので、おすすめです。後半戦には炒めニンニクを投入して、味に変化をつけて召し上がって下さい。

甲州ほうとう 小作
山梨県甲斐市下今井3001
055-279-7777
11:00~22:00
営業時間

* 甲州ほうとう 小作
[ Mt. | 2008.04.06 23:29 | グルメ | コメント(2) | トラックバック(0) ]
神田の大糸桜

登り終えた八ヶ岳を背景に

 八ヶ岳から東京への帰途、中央線沿線小淵沢駅近くにある、神田の大糸桜に立ち寄りました。「しんでんのおおいとざくら」と読みます。根廻り8m、枝張り20m余り、樹齢400年のエドヒガンザクラの変種で、県指定の天然記念物。周囲は田園に囲まれ、東京から松本行きの中央線に乗ると、小淵沢手前で右手の車窓から神田の大糸桜を望めます。

 例年の開花時期は4月中旬ながら、登り終えた八ヶ岳を背にし堂々と枝を垂れる桜を期待して、行ってみることにしました。が、残念ながら、まだ蕾は堅く閉ざされていました。2週間後くらいが見頃かな。


2週間後には見頃を迎えるだろう

 一方、後日情報でしたが、韮崎は王仁塚の桜はこの週末が見頃だったとのこと。こちらに行ってみればよかった。

北杜市小淵沢町松向1904-2

* 北杜市観光協会
* 北杜市観光協会 神田のオオイトザクラ
[ Mt. | 2008.04.06 23:21 | お出かけ | コメント(4) | トラックバック(0) ]
硫黄岳&赤岳

黎明を迎える阿弥陀岳

 4/5~6、八ヶ岳を独りでフラついてきました。赤岳鉱泉にテント1泊。東京方面からアプローチしやすい、(約)3000m峰といえば、八ヶ岳。土日のタイミングでちょうど移動性高気圧がやってきたので、GWに向けた足慣らしということで急遽山行を予定しました。雪も締まって歩きやすく、雪崩の危険性も少ないでしょう。八ツへの山行はちょうど半年振りでした。
美濃戸口 → 美濃戸 → 柳川北沢 → 赤岳鉱泉 → 赤岩ノ頭 → 硫黄岳 → 赤岩ノ頭 → 赤岳鉱泉(泊) → 中山乗越 → 中山展望台 → 中山乗越 → 行者小屋 → 文三郎道 → 赤岳 → 文三郎道 → 行者小屋 → 中山乗越 → 赤岳鉱泉 → 柳川北沢 → 美濃戸 → 美濃戸口


モルゲンロートに輝く甲斐駒ヶ岳

 4/5、3:00過ぎに自宅を出発。ETC早朝夜間割引が有効な、甲府昭和ICまでは中央道を使う。国道20号、七里岩ライン、八ヶ岳鉢巻道路を経てアプローチ。途中、モルゲンロートに染まった甲斐駒に目を奪われる。美濃戸口までの道路には積雪も凍結もなく、夏タイヤで問題なし。もちろん、車高を更に1cm落としたS2000で美濃戸まで進入できるはずもなく、美濃戸口へ駐車する。6:15、歩行開始。気温は0度を示すが、暖かい。美濃戸口を過ぎると、道に積雪や凍結箇所が現れる。阿弥陀岳が正面に見えると、美濃戸は近い。幕営地は赤岳鉱泉のため、北沢への道を辿る。雪の付いた横岳西壁に大同心と小同心の岩塔が屹立している。赤岳鉱泉にテントを張り、硫黄岳へ向けて樹林帯に歩を進める。大同心・小同心やジョーゴ沢に至る明瞭なトレースを右手に見送り、九十九折の急坂に取り掛かる。森林限界を越え、アイゼンを着用。赤岩ノ頭までは雪崩の危険地帯。降雪があった直後は要注意。稜線に積もった雪には、風紋が僅かに刻まれている。硫黄岳の山頂を踏み、爆裂火口を見下ろした後、往路を戻る。13:00、テントに帰着。稜線では僅かに風が吹いていたが、アイスキャンディー前の幕営地は、標高2200mとは思えない程の穏やかさ。注ぐ陽光に、微睡の昼下がりを過ごす。本日の夕食はハンバーグ。真空パックを湯で温めるものではなく、捏ねた挽肉を冷凍して持参してきた。もちろん、フライパンも。生鮮食品を使用できるのも、GWの頃までだろうか。食欲を満たし、西の山際に沈む夕陽を見送って、早々に床に就いた。


硫黄岳山頂への稜線


硫黄岳爆裂火口


赤岳を背に記念撮影


赤岳鉱泉から見る南アへの落陽


阿弥陀岳屹立


横岳西壁と硫黄岳


権現岳と南アルプス


春霞む富士


アイスキャンディー

* 赤岳鉱泉 行者小屋
[ Mt. | 2008.04.06 22:46 | 山・登山 | コメント(16) | トラックバック(0) ]
赤岳鉱泉より

 赤岳鉱泉のアイスキャンディーの前に張ったテント内より携帯で書き込みます。
 GW山行のための足馴らしとしてフラッと八ヶ岳に来てしまいました。とりあえず硫黄岳へピストン。アイゼン装着は今シーズン初、そして写真にある新居も今回初使用です。
 13時過ぎにはテントに落ち着いてしまっています。標高2200mの雪上といえども、陽光が暖かく、じっとしていると眠くなってきます。
[ Mt. | 2008.04.05 16:46 | 速報 | コメント(0) | トラックバック(0) ]
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